石川県内は13日朝、能登地方を中心にやや強い雨が降りました。能登では特に地盤の緩んでいる所があり、気象台は夕方まで土砂災害に注意するよう呼びかけています。

寒冷前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内は明け方にかけて雨の降り方が強まりました。

降り始めから午前11時までの雨の量は、羽咋で62ミリ、珠洲で57ミリ、宝達志水で56.5ミリ、志賀で56ミリなどとなっています。気象台は輪島市、穴水町、能登町に一時大雨警報を発表していましたが、午前11時半前に注意報に切り替えました。

午後は次第に高気圧に覆われ晴れてくる見込みですが、地震やこれまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があり、気象台は夕方まで土砂災害に注意するよう呼びかけています。