能登半島地震での災害ボランティアの活動を促進するため、石川県輪島市の日本航空学園能登空港キャンパスに宿泊拠点が新設されました。風呂や空調が整備され初めて長期の連泊が可能となります。新たにボランティアの拠点が設けられたのは輪島市の日本航空学園能登空港キャンパスで穴水町の旧向洋中学校に続いて2か所目です。

記者リポート
「教室内に設置されたテント。この宿泊拠点の最大の特徴は空調やお風呂が利用でき、連泊が可能となったことです」

長期滞在のために用意された風呂は上下水道が復旧した高校の寮の風呂を使用します。また施設内にある売店では食料品や日用雑貨も購入することができるということです。

栃木県から来たボランティア
「連泊できるのがいい」

この拠点は予約すれば無料で利用でき、自家用車で移動するボランティア向けに100台分の駐車場も確保されました。最大100人が宿泊でき車なら1時間以内に奥能登2市2町に移動できる新たな拠点によってボランティア活動が一層、促進されることが期待されます。