長崎市尾上町のアミュプラザ長崎新館とJR長崎駅を結ぶ通路の床面にレールと思われる金属が埋め込まれている。大型連休中は大きな荷物を持った人が往来し、中には珍しそうに足を止める人も。
 市長崎駅周辺整備室によると、昨年11月に開業した新館の場所は旧長崎駅の改札やホームがあった場所。工事のためレールは撤去されたが、同じ場所に別のレールを敷いて再現したという。
 同室の担当者は「レールがあることで、県外のお客さんを迎えた地元の人が『前はここに駅があったんだよ』と話題にして記憶を引き継いでくれたら」。今後、レールの近くにホームをイメージした休憩スペースも設けるという。