愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太八冠が10日から始まる名人戦に向けて東京都内の会場を下見しました。

 将棋界で最も伝統のある「名人」を去年、最年少で獲得した藤井八冠。

 今期の名人戦七番勝負では、挑戦者に愛知県一宮市出身の豊島将之九段を迎えます。

 9日は、第1局の舞台「ホテル椿山荘東京」で2人が使う駒の感触や、対局場の室温や明るさを確認する「検分」が行われました。

 挑戦者の豊島九段は2019年に名人を獲得しており、5年ぶりの奪還を目指します。

 名人戦第1局は10日から2日間にわたって行われます。