30日の長崎県内は、各地でおおむね晴れて気温が上がり、長崎市の桜の名所は多くの花見客で賑わっていました。

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30日の長崎県内は、午前中から気温が上がり、最高気温は大村市・島原市で22.3度、長崎市・松浦市で21.6度などと、多くの地点で今年最高を記録しました。

今年は平年よりも3日遅く去年より5日遅い桜の開花(3月26日)となりましたが、各地の名所では、徐々に見ごろを迎えてきています。

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長崎市の桜の風頭公園では「桜まつり」が開催されていて、5分咲きの中、家族連れなど、多くの花見客が訪れていました。

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風頭公園景観振興会 林田信義会長
「昨日今日といっぺんに開花しました。非常に良かったです」

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長崎市から来た家族
「私は91歳です」
「元気なんですよ、びっくりするぐらい。まだお酒も飲めるんです」
「おいしいですよ。桜見ながら幸せです」

 

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佐世保市から来た親子
「お花どうですか?これきれい?かわいい?楽しいよね。お花いっぱい見に来たんだもんねパパと二人デートね」


風頭公園の桜の満開は4月2日ごろとみられています

そして、もう一つの春の使者「黄砂」。

長崎県内には大陸で巻き上げられた黄砂が29日から飛来していて、長崎地方気象台によりますと、31日ごろにかけて視程が10キロメートル未満となり、所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。

屋外では、所により黄砂が付着するなどの影響が予想されるほか、交通への障害が発生するおそれがあり、注意が必要です。