新学期が始まるのを前に登校時の子どもらを事故から守る交通指導員に対し3日、長崎市から委嘱状が渡されました。

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長崎市の交通指導員に委嘱されたのは34歳から86歳までのあわせて65人です。各小学校区で児童らの通学時に横断歩道などに立ち、交通事故から守る交通指導員。任期は2年間です。

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長崎市では、昨年度、交通事故の発生件数や死傷者数が前年度より増えていて、3日は長崎警察署の交通課長が交通指導のポイントも伝えました。

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長崎警察署 交通課長 蒲川宗平警部:
「止まれという動作をゆっくり大きくするのが大事になってきます」

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指導員の平均年齢は74.2歳。数十年間続けている人もいます。

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27年間 交通指導 最高齢の長崎市交通指導員(横尾小校区)村岡幸次さん(86)
「はい、おはようございまーす、いってらっしゃーい!とか言って。明るく。子どもがいってきまーすってまた立派。(横断歩道で)手を挙げてね。
(子どもが)渡ってしまったら、ありがとうございましたって(停まってくれたバスや車の)運転手に言うんですよ。私も気持ちよかですよ。元気で頑張ります」

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まもなく新学期と春の全国交通安全運動も始まることから、指導員らは意識を高めて地域の安全を守ります。