海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中、墜落した事故で、事故機に搭乗していた隊員8人の氏名が公表されました。
死亡が確認された隊員は大村航空基地(長崎県)所属の西畑2等海尉であることが明らかになりました。

墜落した哨戒ヘリコプター SH60K(大村航空基地 所属)2020年1月23日撮影

事故機に搭乗していたのは、大村航空基地所属の機長、松田拓也3等海佐、副操縦士の西畑友貴2等海尉、航空士の福留崇文3等海曹、航空士の甲斐仁蔵海士長の4人と、小松島航空基地(徳島県)所属の4人のあわせて8人です。

墜落した哨戒ヘリコプター SH60K(大村航空基地 所属)2020年1月23日撮影

このうち、死亡が確認されたのは、大村航空基地所属の西畑2等海尉であることが明らかになりました。

NBC

酒井良海上幕僚長は23日の会見で「事故当時は上級指揮官が部隊の技量を評価する『訓練査閲(さえつ)』を実施していた」と述べ「通常の基礎的な訓練よりも高度な戦術判断、複雑な部隊運用が求められる状況にあった」と説明しています。