「離婚や職場のストレスから解放されるため2年前から使用」大麻取締法違反の元中学校教諭の男（38）に懲役6か月求刑　長崎

長崎市内の自宅で大麻を所持したとして大麻取締法違反の罪に問われている元中学校教諭の男の初公判が8日、長崎地裁で開かれ、検察は懲役6か月を求刑しました。

大麻取締法違反の罪に問われているのは、私立中学校元教諭の男（38）です。

起訴状によりますと、被告は、ことし2月長崎市内の自宅で大麻0.299グラムを所持していたとされています。

8日、長崎地裁で開かれた初公判で被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

また被告人質問では、離婚後のトラブルや職場のストレスから解放されるため、2年前から大麻を使用していたと供述しました。

裁判は8日に結審し、検察側は「常習性が認められるうえ、入手先を黙秘し、再犯のおそれがある」として懲役6か月を求刑。

これに対し弁護側は「家族のサポートもあり再犯防止が期待される」として執行猶予付きの判決を求めました。