13日、阪神競馬場で行われた第33回アーリントンカップ(3歳・GIII・芝1600m)は、中団追走から直線で一気に各馬を差し切ったJ.モレイラ騎手騎乗の1番人気ディスペランツァ(牡3、栗東・吉岡辰弥厩舎)が、好位追走から脚を伸ばした15番人気アレンジャー(牡3、栗東・昆貢厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒1(良)。

 さらにハナ差の3着に4番人気チャンネルトンネル(牡3、栗東・福永祐一厩舎)が入った。なお、2番人気ジュンヴァンケット(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は8着に、3番人気シヴァース(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は9着に終わった。

 勝ったディスペランツァは、父ルーラーシップ、母ルパン2、その父Medaglia d'Oroという血統。前走の1勝クラスからの連勝で重賞初制覇を果たした。本馬及び2着のアレンジャー、3着のチャンネルトンネルはNHKマイルCの優先出走権を獲得。また、鞍上のJ.モレイラ騎手は4月6日の阪神牝馬S、7日の桜花賞に続く開催3日連続の重賞制覇となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆ディスペランツァ(牡3)
騎手:J.モレイラ
厩舎:栗東・吉岡辰弥
父:ルーラーシップ
母:ルパン2
母父:Medaglia d'Oro
馬主:ターフ・スポート
生産者:谷川牧場

【全着順】
1着 ディスペランツァ 1人気
2着 アレンジャー 15人気
3着 チャンネルトンネル 4人気
4着 ワールズエンド 6人気
5着 ポッドテオ 7人気
6着 オフトレイル 5人気
7着 タイキヴァンクール 12人気
8着 ジュンヴァンケット 2人気
9着 シヴァース 3人気
10着 タガノデュード 9人気
11着 ケイケイ 10人気
12着 セレスト 16人気
13着 アスクワンタイム 11人気
14着 グローリーアテイン 13人気
15着 シンドリームシン 14人気
16着 トップオブザロック 8人気