ユニクロ、中間期のEC売上高は6.3%減 ジーユーは大幅増収、冬物で明暗
ユニクロはシーズン初めの9月、10月や商売規模の大きい12月に気温が例年よりも高く推移し、冬物需要が高まらなかったこと、暖冬にマッチした商品構成や情報発信が十分にできなかったことにより、実店舗・ECとも減収となった。
気温と商品の打ち出しがマッチした11月や2月は増収と好調に推移している。特に、ヒートテックインナーやフリースT、ワイドパンツなどが売り上げをけん引している。
ジーユーのEC売上高は、大幅な増収となった。EC化率は前年同期と同水準の約13%になった。上期はマストレンド商品の数量を十分に準備し、販売を強化したことで、ヘビーウェイトスウェット、ヒートパデッドアウター、カーゴパンツ、ワイドジーンズなどの販売が好調だった。