クラウド型在庫管理システムを提供するロジザードは4月23日、クラウド店舗在庫管理システム「ロジザードZERO-STORE(ロジザードゼロストア)」において、ECサイトで購入した商品の店舗受取機能、および店舗での出荷業務を支援する機能を追加した。ECと実店舗を統合するOMOの実現を支援する。

ロジザードは、クラウドWMS(倉庫管理システム)稼働数1位の「ロジザードZERO」を提供しており、「在庫管理」において高い支持を得ている。

倉庫だけではなく、店舗においても正確な在庫管理を実現したいというユーザーの要望に応えて提供を開始した店舗向けのクラウド在庫管理システム「ロジザードZERO-STORE」は、アプリのカメラ機能でバーコードをスキャンし、各店舗の在庫の一元管理、リアルタイムでの確認が可能。店舗の細やかな在庫管理を実現したい事業者をロケーション管理機能や棚卸機能により支援している。

このほど、「ロジザードZERO-STORE」において、ECサイトで購入した商品の店舗受取を支援する機能と、店舗の在庫をECサイトで販売し、店舗から直接出荷するための機能をリリースした。



店舗出荷機能では、受注・販売管理システムから流れた受注データを「ロジザードZERO-STORE」からWMSのようにピッキングリストや送り状データなどを発行できる。さらに「ロジザードZERO」との併用で、複数店舗に出荷指示が入った場合も集約して出荷が可能だ。



ロジザードは、多くの小売業が注目している、ECと実店舗を統合したOMOの実現を自社が得意とする「在庫管理」「出荷管理」の分野で支援するため、「ロジザードZERO」、および「ロジザードZERO-STORE」の機能強化を行ってきた。今回の機能リリースはその一環となり、事業者のOMOの実現をサポートする。