NHK大阪放送局の林理恵専務理事・大阪放送局長が18日、同局で定例会見を行った。林局長は4月24日付で退任し、同25日付で根本拓也理事が新たに大阪放送局長に就任する。今後について「未定です」とした。

最後の定例会見となった林局長は「大阪、関西はスポーツで、なお一層と輝くということを実感した」と振り返った。

1年で役目を終えることになったが、印象に残っている出来事の1つとして、阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝、オリックス・バファローズがリーグ優勝3連覇と、関西のプロ野球2球団が両リーグを制覇したことや、サッカー、ヴィッセル神戸の悲願のJ制覇などを挙げた。

局長時代には多くのスポーツを観戦したが「だれとは言いませんが、推しメンもできた」と話し、「阪神の選手?」の質問には「ナイショです」と笑顔でかわした。

3月末で放送が終了した大阪放送局制作の連続テレビ小説「ブギウギ」について「ブギウギとともに歩んだ局長時代でした。放送中の半年間はズキズキ、ワクワクの日々でした」としみじみと話した。