薬物依存からの回復を目指している俳優の高知東生(59)が19日、X(旧ツイッター)を更新。依存症者に対する世間の誤解を指摘し、訂正した。

高知はこれまでドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平容疑者(39)のギャンブル依存症問題について、同じく依存症を抱える当事者の立場から発言してきた。今回、「依存症ってのは誤解が多いけど、中で一番大きい誤解は、『快楽を求めてやり続ける』ってことだと思う」と言及。「依存症になると、やり続けていても、苦痛と苦悩しかない。それでも止められず、自暴自棄になっていく。緩慢なる自殺なんだよな。ギャンブル依存症なんて借金を繰り返すわけだろ。苦痛中の苦痛だよな」と説明した。

この投稿に、当事者とみられるXユーザーからは「止めたくても自分の意思では止められないんですよね… 暴走と猛省の繰り返しですよね…」「私も過去そうでしたが繰り返す苦痛より一瞬の快楽のために人生ぶっ壊すのがギャンブル依存症なんですよね」といった声が寄せられた。