Kis−My−Ft2宮田俊哉(35)が20日、都内で、日本語吹き替えを務めるハリウッド映画「ブルー きみは大丈夫」(6月14日公開)の完成記念イベントに出席した。

ジョン・クラシンスキー氏の最新作で、子供にしか見えない大きくて“もふもふ”のキャラクター「ブルー」の声を演じる。この日はブルーと同じ紫で覆われたステージに「もふ、もふもふ」と言いながら笑顔で登場。「今日は皆さんの心も、もふもふするようなイベントにできたらいいなと思っております」と明かした。

吹き替え版でブルーと出会う少女ビーの声を演じる女優稲垣来泉(くるみ=13)とトークした。アニメの声優経験はあるが、実写洋画吹き替えは初挑戦。「吹き替えはやってみたかった、挑戦してみたかった1つだったので。聞いた時はうれしい気持ちでしたね。ブルーを見たら想像以上にもふもふしていて、どんな声なんだろうと探りながらやりました」と明かした。

稲垣の演技について「本当にビーだな、って思いました」と絶賛。「来泉ちゃんは本当にすごいしっかりしているじゃないですか。僕より大人っぽい。登場の時、『もふ、もふ』とか言ってひとボケしちゃうのが僕だから」と笑った。稲垣から「私も登場する時に『もふ、もふ』って言えばよかったと思いました」と言われ、「しなくていいの! 来泉ちゃんはそのままがすてきだから」とフォローした。

アフレコの現場でも稲垣と1度同席したという。宮田の印象を聞かれた稲垣から「すごいお元気な方で、本当に明るくて。宮田さんがアフレコ室に入られた時、一気に場が明るくなって、すごいって思いました」と明かされた。ブルーを演じた声についても「しんのある声で心に響きました」と伝えられた。

作品のテーマにちなんで、自身にとって大切な存在を聞かれると「Kis−My−Ft2のメンバーですね。もう約20年一緒にいるので」と答えた。「僕はこんな感じで、基本的にずっと笑っているじゃないですか。でも、メンバーはその笑顔から、今疲れているんだな、とか同じ笑顔でもいろんな感情に気づいてくれる。ここまで自分のこと理解してくれるのはメンバーだから。だからやっぱり、大切な存在はメンバーです」と説明した。