Jリーグは21日、都内でメディアに向けて23年度のクラブ経営情報を開示した。

Jリーグ全60クラブのうち、3月決算の柏、湘南を除いた58クラブが対象。売上高は合計で過去最高の1445億円(前年比111%)となり、43クラブが増収となった。

浦和レッズは103億円を計上し、19年のヴィッセル神戸に続く100億円突破を達成している。入場料収入は前年比138%の228億9300万円となり、コロナ禍前の状況に回復(19年度比110%)。人件費も607億円(前年比104%)と増加しており、売り上げ増がチーム強化に投資されている形だ。

担当者は「各クラブの努力によるものだが、J1クラブが全体の売り上げを押し上げている」と話した。

<売上高上位20クラブ>

(1)浦和103億8400万円

(2)川崎F79億6300万円

(3)神戸70億3700万円

(4)G大阪65億7400万円

(5)横浜65億900万円

(6)鹿島64億6200万円

(7)名古屋63億300万円

(8)FC東京59億2900万円

(9)清水51億100万円

(10)C大阪48億6800万円

(11)磐田42億5400万円

(12)広島41億9800万円

(13)札幌41億1100万円

(14)新潟36億5900万円

(15)横浜FC36億2700万円

(16)町田34億900万円

(17)京都33億9300万円

(18)福岡28億7400万円

(19)東京V28億1800万円

(20)大宮27億8800万円

※3月決算の柏、湘南は除く