<日本ハム−ロッテ>◇12日◇エスコンフィールド

3、4月の月間MVPを受賞した日本ハム伊藤大海投手(26)が、ロッテ岡大海外野手(32)にプロ4年目で初被弾した。

1回無死、カウント1−1からの3球目、147キロの高めストレートを左翼に運ばれると、同点の6回2死、今度は140キロの初球スプリットを、またも左翼に運ばれ勝ち越しを許した。

伊藤と岡の“大海対決”は、過去14度あったが、4月19日の前回対戦までの14打席で、伊藤が岡に許した安打は、22年7月29日の1本だけ。対岡の被打率は7分7厘と好相性だったが、この日だけで2本塁打含む3安打と打ち込まれた。結局、伊藤は6回100球を投げ8安打4失点で降板。2試合連続で白星を逃し「甘く入ったボールをことごとく捉えられました。最低限の仕事ができず悔しいです」とコメントした。