◆西武―ソフトバンク(5日、ベルーナドーム)

 西武の平良海馬投手(24)が28日に始まる交流戦を想定し、試合前練習で打撃練習を行った。

 前日4日に武内夏暉やボーとティー打撃やバント練習を行ったが、平良はこの日打撃ケージに入り、通算157セーブをマークした豊田清投手コーチの球を10球近く打ち返した。鋭いライナー性の打球も飛ばし、打球速度がトップレベルに相当する170キロに達した打球もあった模様で周囲を驚かせていた。

 7年目の平良は先発転向した昨年プロ入り後初めて打席に立ったが、6打数無安打4三振。「せっかく立つなら打ちたいので、ちゃんと練習する。もっとウエート(トレーニング)が必要」と真剣なまなざしを向けた。

 交流戦までまだ3週間あまりあるが、豊田コーチは「先発投手は投げて疲労を取ったりするから、数回しかできない。やらずに(試合で)けがされるのが一番困るので」と説明した。

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