イランの最高指導者ハメネイ師が21日、イスラエルへの攻撃について「世界に意志の力を示した」と称賛しました。一方で、報復措置には言及しませんでした。

イランの最高指導者ハメネイ師は21日、軍の幹部らと面会し、今月13日にイスラエルに対して行った攻撃について、初めて言及しました。

イランの国営テレビによりますとハメネイ師は、「ミサイルの発射数やどれだけ命中したかは重要ではない」としたうえで、「イランの国民と軍が世界に意志の力を示した」と称賛したということです。

一方で、19日にイラン中部であったイスラエルによるとされる攻撃については触れず、さらなる報復措置についても言及しませんでした。これ以上、緊張を高める考えはないことを示す狙いがあるとみられます。