ウクライナと国境を接するロシア・ベルゴロド州で6日、バスが無人機による攻撃を受け、6人が死亡しました。

ロシアのベルゴロド州知事によりますと、従業員を乗せて会社に向かっていた通勤用のバス2台と乗用車1台が無人機攻撃を受け、6人が死亡し、35人がケガをしたということです。ロシア捜査委員会は、ウクライナの武装組織による攻撃とみて、調査すると発表しました。

ベルゴロド州知事は、ほかの地区でも無人機攻撃を受け、通信インフラ施設に被害が出たとしています。

プーチン大統領は今年3月、こうした攻撃を防ぐために、ハルキウ州などを念頭に「衛生地帯が必要」と述べ、緩衝地域になる占領地域を広げる考えを示していました。