春の全国交通安全運動期間中の事故です。

4月9日、大分市の県道で車同士が正面衝突し、高齢女性が死亡しました。

下野アナウンサーリポート

「現場に残された軽乗用車は運転席側を下にして横たわっています。前方部分は大破していて、原形をとどめていません」

警察によりますと、午前11時過ぎ、大分市上詰の県道で竹田方面から大分方面に向かっていた軽乗用車と反対車線を走っていた普通乗用車が正面衝突しました。

軽乗用車を運転していた竹田市米納の無職船越聡子さん(70)が意識不明の状態で病院に運ばれましたがおよそ2時間後に死亡しました。死因は失血性ショックです。

普通乗用車を運転していた男性は軽いけがです。

現場は片側1車線の見通しの良い道路で、警察はどちらかが対向車線をはみ出した可能性が高いとみて事故原因を調べています。

春の全国交通安全運動が4月6日から始まっていて期間中初めての死亡事故です。