2023年11月、大分県別府市で父親を殺害したとして罪に問われている男の初公判があり男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、大分県別府市の無職、大久保雅道被告(58)は2023年11月、承諾を得た上で、同居していた当時87歳の父親の首を絞めて殺害した罪に問われています。

大分地裁で開かれた初公判で被告は起訴内容を認めました。

検察側は「被告は心神耗弱状態であったものの無理心中を提案したのは非難を免れない」として、懲役2年6カ月を求刑しました。

一方弁護側は「被告は父親の介護をしていて将来に不安を感じた」などとして執行猶予のついた判決を求めました。

判決は4月25日の予定です。