JRの駅無人化をめぐる民事裁判を前に原告や弁護団らが大分県大分市内で署名活動をしました。

署名は、2022年12月、JR津久見駅で視覚障害のある高齢女性が特急列車にはねられ死亡した事故について、JR九州に原因究明と安全対策を求めるものです。21日までに大分県内外から約2万1000人分が集まっています。

原告や弁護士ら10人がチラシを配りながら事故が再び起きないことと無人化をやめる必要があると通行人に呼びかけました。集まった署名は5月中にJR九州へ提出する予定です。

駅無人化訴訟弁護団代表 徳田靖之弁護士

「これは障害のある人だけの話ではなくてJRを利用している私たち一人一人の裁判だということを知ってほしくて」

無人化訴訟の11回目の口頭弁論は、4月25日に大分地裁で開かれます。