GW中に増えやすいのが車のトラブルです。29日までの3連休、JAFでは出動が相次ぎました。遠出の前の点検を呼び掛けています。
新岡アナウンサー
「大分市内でパンクした車があるということで、いまJAFの隊員が現場に向かっています」
「あの軽トラックですか…?どこですか?あっちの軽自動車」
ガソリンスタンドに向かうと・・・
右の前輪がパンクした軽トラックが1台。
JAF大分支部 佐藤誠洋さんと新岡アナウンサー
「歩道の縁石に乗り上げたそうです、ホイールが変形しちゃっているので…」
「どうするんですか?」
「スペアタイヤに交換します」
仕事中にタイヤのパンクに見舞われた70代の男性。スペアタイヤを載せていたためすぐに交換作業を始めることができました。
JAF大分支部 佐藤誠洋さん
「釘を踏んでパンクすることも多いんですけど、縁石に乗り上げてパンクすることも多い」
27日からの3日間だけで、JAF大分支部では222件の出動があり、2023年と比べて30件増えています。
JAF大分支部 佐藤誠洋さんと新岡アナウンサー
「ありがとうございます」
「はい、お疲れさまでした」
JAFでは出かける前にマイカーを点検するよう呼びかけています。
JAF大分支部 岩元幹太さん
「高速道路に乗る機会も増えると思うので、タイヤの空気圧、傷や摩耗がないかを点検してもらいたい」
ここからはフカボリ、取材は新岡さんです。
車でのお出かけ、できるなら快適にしたいですよね。
そこで、きょうは疲れにくい運転の姿勢と渋滞を和らげる運転、この2つについてみていきます。まず、疲れにくい運転姿勢です。
一番大切なのがこちら!お尻です。
このようにシートに深く座るのがポイントです。
シートとお尻の間にすき間があると体制が安定せず腰痛の原因になるということです。
またブレーキを踏む力も十分に伝わりません。
ひざはブレーキを踏んだ状態でひざの関節に余裕を残す、つまり、伸ばし切らないことが大切です。
ひじはハンドルの頂点を手を交差させて握った時にひじが曲がっているくらいがいいそうです。こうすることでシートから背中が浮きにくく姿勢が安定するそうです。
私も先ほどやってみたんですが意外とひじが伸びきっていました。
皆さんもぜひ一度チェックしてみてください。
続いて、渋滞を和らげる運転についてです。
特に高速道路では不要なブレーキを踏まないことが大切です。
ブレーキを踏むと後ろの車にも連鎖し最終的には止まってしまい渋滞の原因となります。
また、高速道路で加速車線から本線に合流する時にもポイントがあります。
皆さんは加速車線のどのあたりで合流するでしょうか。
本線に並んでいる車に申し訳ない気持ちがして手前の方で合流する方もいると思いますが実は、渋滞を和らげるという点では加速車線の先端で合流するのがいいそうです。
どうしてなんでしょうか、JAF大分支部の岩元さんに聞きました。
手前で合流しようとするとより後ろの車が混み合う加速車線の先で合流する方がむしろ渋滞緩和になるということです。
正しい運転姿勢と渋滞を和らげる運転でGW後半のドライブを快適に過ごしましょう!