香川県まんのう町で4月30日にふ化した国の特別天然記念物、コウノトリのひなの話題です。これまで巣に隠れて姿が見えませんでしたが、このほど、親鳥からエサをもらうなど元気な姿が確認されました。

首を懸命に伸ばしてえさをねだっているのは、香川県まんのう町で4月30日にふ化した国の特別天然記念物コウノトリのひなです。これまでは、巣に隠れて姿が見えませんでしたが、5月7日、町の職員が姿を確認しました。

確認されたひなは2羽で、親鳥からえさをもらうなど元気な様子を見せています。まんのう町でコウノトリのひなが生まれるのは2年連続で、親鳥は、2023年と同じペアだということです。

ひなは、今後2カ月ほど親鳥と一緒に過ごし、えさの取り方などを学んだあと6月下旬から7月にかけて巣立ちの時を迎えるということで、町は、巣から一定の距離を保って成長を見守ってほしいとしています。