移動に困難を抱える障害者や高齢者に安心して公共交通機関を利用してもらおうと四国運輸局の職員などを対象にしたバリアフリー研修が5月16日、高松市で行われました。

JR高松駅などで行われた研修には、四国運輸局に2024年に採用された新入職員などが参加しました。研修は、障害者や高齢者が公共交通機関を利用する際に困ることを知ってもらおうと、毎年この時期に開かれているもので、今回で5回目です。

視覚障害者の視界を再現したゴーグルを付けてバスに乗るなどして、見えづらい場所を確認したほか、障害がある人を手助けする方法を学びました。

(研修を受けた人)
「とてもいい体験になった。学んだことを生かるようにしたい」
「全ての人が誰でも簡単に利用できるような地域交通を目指していきたい」

四国運輸局は今後も研修を行い、バリアフリーに関する知識を業務に生かしたいとしています。