岡山県では57年ぶりとなる全国植樹祭が5月26日に開かれるのを前に、伊原木隆太知事は5月21日、「環境を改善して伝えることを考える機会にしたい」と抱負を語りました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「10年先、20年先の次の世代にも素晴らしい環境を引き継ぐのか。改善して伝えるのか、考えて誓い合う全国植樹祭にしたい」

伊原木知事は会見で抱負を語りました。全国植樹祭は森林の大切さを伝えるため、1950年から毎年、全国持ち回りで開かれています。2024年は5月26日に天皇皇后両陛下ご出席のもと岡山市北区のジップアリーナ岡山で式典が行われます。

伊原木知事は、新たな森林の問題としてスギやヒノキによる花粉症対策や川から流れる海ごみなどを挙げ、考える機会にしたいと話しました。

岡山県での開催は1967年以来57年ぶりで、天皇陛下は即位後、初めての岡山ご訪問となります。