沖縄県保健医療介護部は5月1日から、県民や観光客向けに「ハブ咬症注意報」を発令し、被害の未然防止を呼びかける。期間は6月30日まで。

 県によると、県内では例年、ハブ咬症患者が約50〜60人発生している。気温が高くなるこの時期はハブの行動が活発になるほか、農作業や行楽などで田畑や山野へ人の出入りも増え、被害が多くなる傾向にあるという。

 ハブにかまれた場合は、激しい動きをせずに身近な人に助けを求め、早急に医療機関で治療を受けるよう呼びかけている。