6日午後10時20分ごろ、沖縄自動車道の石川インターチェンジ(IC)から沖縄北IC間で、南向け車線を走っていたYナンバー車両2台が衝突し、うち1台が中央分離帯を突き破り、対向車線に進入した。沖縄県警の高速道路交通警察隊によると、それぞれの車を運転していた20代の男女2人が、意識のある状態で在沖米海軍病院に搬送され、治療を受けている。命に別条はない。2台とも同乗者はおらず、他にけが人はいない。

 高速隊によると、沖縄自動車道南向け車線を走行していたYナンバー車両2台が何らかの原因で衝突。その後、男性が運転する車が中央分離帯を突き破り、対向車線にはみ出した。

 通報を受けた高速隊の隊員が現場に駆け付けると、男性は南向け車線の道路上に倒れ、はみ出した車は無人だったという。

 現場は沖縄自動車道の那覇ICから北向けに24キロ地点。中央分離帯はひしゃげており、はみ出した車は大破していた。高速隊が詳しい事故原因を調べている。

 事故の影響で、上下線ともに片側通行となったが、規制は7日午前2時40分ごろまでに全て解除された。