遺骨収集ボランティアガマフヤーの具志堅隆末代表は本島南部の土砂を普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沖の埋め立てに使用しないよう岸田総理に要請すると発表しました。

県庁で会見したガマフヤーの具志堅代表は、沖縄戦の激戦地で戦没者の遺骨が混じる恐れのある本島南部の土砂を基地建設使うのは戦没者に対する冒涜だと批判しました。

6月23日の慰霊の日に開かれる沖縄全戦没者追悼式には例年、総理が出席することから具志堅代表は岸田総理が慰霊の日までに計画を撤回すべきだと訴えました。

▽ガマフヤー 具志堅隆松代表:
「沖縄に来て、戦没者に哀悼の誠を捧げるということで手を合わせるのであれば南部の土砂は使わないということが筋じゃないのか」

具志堅代表は来月18日に上京し内閣府や防衛省に計画撤回を求める事にしていて政府が応じない場合は抗議のハンガーストライキを決行するとしています。