20日夜、アメリカ軍の大型の無人偵察機MQ−4が嘉手納基地に飛来しました。

今年10月まで一時的に配備される見通しです。20日午後9時前に嘉手納基地に飛来したのはアメリカ海軍の無人偵察機MQ−4・トライトン1機です。

MQ−4・トライトンは全長14.5メートル両翼あわせて長さはおよそ40メートルの大型の無人偵察機で、武器は搭載せず、船舶などの情報収集や海洋の警戒監視にあたります。

アメリカ軍はMQ−4を今年10月まで嘉手納基地に配備するとしていて沖縄防衛局が県や基地周辺の自治体でつくる三連協に通知していました。

▽住民は:
「住民が知らない所でどんどん強化されてきているというところがすごく怖くて声上げても全然それが届かないっていう現状がすごく腹立たしい」

▽當山宏 嘉手納町長:
「一時的であれ新たに配備されるということで基地の負担は増すものと考えられる。よってそれ(MQ4を)受け入れられる状況にないというのが町としての考え。」

アメリカ軍は10月までMQ4無人偵察機2機を嘉手納基地に一時的に配備します。