「4月8日」は「Get Wildの日」。TM NETWORKを代表する楽曲の一つで、アニメ『シティーハンター』のエンディング・テーマとして愛されている「Get Wild」のオリジナル発売日(1987年4月8日)にちなんで、昨年、日本記念日協会によって正式に認定された。そんな記念日にあわせて、Netflix映画『シティーハンター』の新たな予告映像が解禁となった。

 同映画のエンディングテーマ、TM NETWORKによる「Get Wild Continual」(4月21発売のTM NETWORK デビュー40周年記念盤に収録)が流れる中、物語の舞台となる令和の新宿歌舞伎町の街並みが映し出され、シティーハンターおなじみの赤いミニクーパー、XYZが書かれた新宿の伝言板、そして、鈴木亮平演じる主人公・冴羽リョウ(※リョウ=けものへんに寮)の「お待たせ」の台詞ともに映像がスタートする。

 リョウは、捜索依頼を受けた有名コスプレイヤーのくるみ(華村あすか)の捜査中、謎の事件に巻き込まれ、相棒・槇村秀幸(安藤政信)の死に直面する。なぜ兄が亡くなってしまったのか、死の真相をリョウに問いただす槇村の妹・香(森田望智)。

 一方、同時期に新宿で勃発していた暴力事件に、謎の薬<エンジェルダスト>が関わっていること、くるみがその薬の重要な鍵を握ることが判明する――。香を危険な事件に巻き込みたくないリョウは香を避け続けるが、槇村の死の真相を明らかにするため、香とともに、事件解決へ向けて動き出す。

 木村文乃演じる警視庁刑事・野上冴子の上司で、警視庁捜査一課係長・伊東昭孝役で杉本哲太、くるみにコスプレイベントへの出演を依頼する有名コスメブランド社長・瀬田月乃役で水崎綾女、瀬田社長の秘書・今野國雄役で迫田孝也らが出演していることも発表となった。

 アドレナリン全開、息つく間もない怒とうの銃撃戦シーンもあり、本作への期待がより一層高まる予告映像には、地元商店街、新宿行政関係者、警視庁・新宿署など前代未聞の全面協力による大規模なロケ撮影が実現した、本作の舞台、新宿の街もふんだんに映し出されている。

 リョウと香の出会い、そして2人が唯一無二の相棒となるきっかけの物語を、オリジナルエピソードを交えて描くNetflix映画『シティーハンター』は、動画配信サービス「Netflix」で4月25日より世界独占配信。

 完成した本編を一足早く鑑賞した原作者の北条氏は「楽しかったですし、本当に面白かったです」と太鼓判。「みなさんが思う『シティーハンター』って、新宿でこうやってリョウたちが飛び回っているようなイメージなんだろうなと。それを現実として見せてくれたという感激は、多くの人に味わってもらえるんじゃないかなと思います」。さらには「原作ファンの方、アニメのファンの方の中には、実写はちょっとなと思っている方もいるかもしれませんが、ものは試しで一度観てほしいですね。寝る前にちょっと観てみようかでもいいです。きっと眠れなくなる面白さだと思いますよ。ぜひ楽しんでください」と、本作の完成度に絶賛のコメントを寄せている。