みんなのヒーロー、アンパンマンの映画最新作『それいけ！アンパンマン　ばいきんまんとえほんのルルン』（6月28日公開）より、森の妖精・ルルンと出会ったばいきんまんの大活躍を予感させる本編映像が解禁となった。

　本作に登場する新キャラクター、ルルンの声は俳優の上戸彩、ルルンが守る大切な森をめちゃくちゃにしようと大暴れする、すいとるゾウの声は芸人の岡村隆史が務め、アンパンマンファミリー入りを果たす。

　先日実施された公開アフレコイベントの場で上戸が「今回の映画は歴史が動いた作品と、アンパンマンで育った私も思います」とコメントしたほど、本作ではばいきんまんが大活躍することが明かされている。

　物語は、ルルンが〈絵本の世界〉の森をめちゃくちゃにしようとする、すいとるゾウをやっつけてほしいと、ばいきんまんに助けを求めることから動き出す。解禁となった映像は、ルルンが〈絵本の世界〉の森に住む住人たちに、ばいきんまんを紹介するシーン。普段はアンパンマンを倒すためにいたずらをすることが多いばいきんまんだが、〈絵本の世界〉では森がピンチの時に助けに来てくれる愛と勇気の戦士として伝説の存在となっていることがわかり、ばいきんまんの活躍を期待させる映像となっている。

　ルルンを演じた上戸は、しっかりキャラクターのイメージを作り上げてアフレコに臨んだという。これに対し、山田知明音響監督は「とにかく楽しんで演じてください」というシンプルなものだと明かす。劇中では怖がりで勇気の出せない性格のルルンがアンパンマン、ばいきんまんと出会い、あきらめずに一緒に頑張っていく中で成長していく様子が描かれる。

　山田音響監督は「ルルンは最後まであきらめない強い心を持つキャラクターだと思いますが、それを上戸さんが見事に演じてくださいました！子役からやられているだけあってこちらの要望に対してすぐに対応できるところが流石だなと思いました」と上戸の表現力を絶賛していた。