京本大我、映画撮影現場でピアノ漬け 経験者・古川琴音が腕前に感心「ほとんど独学なのに…」
共演の尾美としのりが「撮影中もピアノが置いてあってセッティング中は(京本が)ずっとピアノを弾いていました。話をしたのもきょうが初めてくらいですよね?」というほど打ち込んでいたそうで京本は「おみさんを避けてたわけじゃない」と苦笑まじりに釈明。
京本はクランクインの3ヶ月前から週1、2回練習し、古川との連弾は1ヶ月前から練習を開始。京本は「クランクイン前からピアノを通して交流をもたせてもらって、すきがあればどっちかがやっているときに入って連弾が自然と始まる」と回想すると、古川も「どっちかの音が聞こえたら『空いてる?』みたいな。そんなテンションで練習していたり」と、とにかく時間を見つけてはピアノに向かっていたという。
そのおかげか本番では「ちょこちょこ練習していたので本番はガチガチじゃなかった」とスムーズにいったという京本は「琴音ちゃんも経験者ですし、堂々と弾いてくださるので楽しくやっていたら自然とOKがでた。いい練習法と環境だった」と感謝。
古川は「ほとんど独学なのにあれだけ弾けるのがすごいと思うくらい上手。ショパンはクラシックのなかでも難しい曲を弾かれていたんですけど、同じ時期に始めたと思ってたら『3ヶ月前から』と聞いて…安心したけどそれでもおかしいよなというくらい」とその腕前に感心しきりだった。
今作は台湾で大ヒットした映画が原案。伝統ある音楽大学を舞台に、淡く切ない恋の物語を描くイノセント・ラブストーリー。京本は過去の出来事から思うようにピアノが弾けなくなってしまった音大生・湊人(みなと)を、古川は明るく魅力的でありながら、ある“秘密”を抱えたどこか謎めいた雰囲気のあるヒロイン・雪乃(ゆきの)を演じる。
イベントにはこのほか横田真悠、河合勇人監督が参加した。