子どもの頃に夢として抱いた「将来就きたい職業」。どれくらいの人が夢をかなえるのだろうか? アデコ(東京)は2014年に「将来就きたい職業」に関する調査を行い、今回で10周年を迎えた。今年の調査では日本全国の小中学生1800人が回答。その結果はというと・・・。

 小中学生が選ぶ「将来就きたい職業」の1位は、男子が「サッカー選手」(7.5%)、女子が「パティシエ(お菓子職人)」(14.1%)となった。男子の「サッカー選手」は昨年に続いて2年連続、女子の「パティシエ(お菓子職人)」は5年連続でトップとなった。


 実は、2014年に発表した第1回調査の結果でも男子の1位が「サッカー選手」(12.8%)、女子の1位が「パティシエ」(22.0%)となった経緯があるなど、いずれも子どもに人気がある職業であることに変わりがないようだ。


 ちなみに、小学生男子は2位「野球選手」、3位「YouTuber(ユーチューバー)などの動画投稿者」、小学生女子は2位「先生(大学・高校・中学校・小学校・幼稚園など)」、同率3位で「医者」「看護師」という結果だった。 また、中学生の部では、「エンジニア・プログラマー」(10.0%)が調査開始以来、初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい仕事」の1位になった。以下、2位「会社員」、3位「公務員」と続き、かなり現実的になっている。中学生女子のトップ3は、1位「先生」、2位「看護師」、3位「パティシエ」だった。