ABEMAオリジナルバラエティ番組『緊急渡米!石橋貴明のベースボールのおかげです。』(ABEMA SPECIAL)。

3月28日(木)に放送された同番組では、サンディエゴ・パドレスのキャンプ地を訪れた石橋貴明とダルビッシュ有投手の特別対談が実現した。

©AbemaTV,Inc./Major League Baseball trademarks and copyrights are used with permission of Major League Baseball. Visit MLB.com

パドレスのエースで、日米通算200勝が間近に迫るダルビッシュ。石橋とは昨年のWBCでの宮崎キャンプにて初対面を果たし、今回が2度目の対面だ。

さらに長時間話すのは初めてとなり、数多くの野球人との対談をはたしてきた石橋でも「興奮して体が硬くなっているんですけど(笑)」と緊張感を漂わせる。

対談前にブルペンを見学していた石橋は、「投球練習しているすごく近くで映像を撮り、それを細かくチェックされていたけど、あれはどういう意味ですか?」と質問。

ダルビッシュは「去年から自分の体の動きに納得がいっていない。年齢を重ねると体が硬くなってくるので、新しい動きを取り入れようとしていた」と説明し、MLBで13年目のシーズンとなる現在の課題を打ち明けた。

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また、野球へのストイックな姿勢が大きな反響を呼んでいるダルビッシュへ、石橋は「24時間365日野球のことを考えている?」と興味津々で尋ねると、ダルビッシュは「そんなことないです。自分にとってはゲームが息抜きになっている。まぁ、それは野球ゲームなんですけど(笑)」と衝撃の回答。

続けて、「ここ最近はゲームをしていないので、そうなると野球だけになっちゃいますね。常に自分の体のことを考えて行動しているので、結果的に24時間野球だけを考えていることになりますね」と粉骨砕身で野球に取り組んでいることを明かし、石橋を唸らせた。

◆ダルビッシュの“大谷翔平研究”

また、話題が日本人後輩メジャーリーガーへ移ると、石橋はシカゴ・カブス所属の鈴木誠也選手から聞いた“ダルビッシュ評”を本人にぶつける。

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「『ダルビッシュさんは僕の嫌なコースにビタビタ投げてくる』って言ってましたよ(笑)」と伝えると、ダルビッシュは「彼の打席だけ、狙ったところに全部いったんです(笑)」とニヤリ。続けて、「僕がすごく集中してたんでしょうね。今年の対戦も楽しみです」と、鈴木選手にメッセージを送った。

さらに、今季からパドレスに新加入し、チームメイトとなった松井裕樹投手については「僕は1人でストレスと向き合ってきた時間が長かったので、何が彼のストレスになり得るかは想像できる。現時点では自分の経験をうまく伝えてあげられていると思うし、チームメイトとして『良い環境で野球をして欲しい』という気持ちが強くある」と語った。

ダルビッシュと打ち解けてきたところで、石橋は同リーグ所属となった大谷翔平選手への勝負球を直球質問。開幕戦を目前に控えていたダルビッシュは「大谷選手はメディアだけではなく、ファンも映像を公開している。その映像でスイングを見て考えているところです」と明かすと、石橋は「ファンの映像も見てるんですか!?」と驚きの声を上げていた。