ラツィオとの契約が今季限りで満了になる日本代表MF鎌田大地。メディアではユヴェントスやボルシアMGなどからの関心が囁かれている。
ただ、その一方でピッチ内では影響力を大きく高めている。序盤戦から中盤戦ではマウリツィオ・サッリ監督の下で戦術に馴染めずプレーのチャンスを減らしていたが、イゴール・トゥドール新監督就任以降は中心選手の1人に。
そのためこのところはラツィオに残留する可能性も高まっており、鎌田大地自身が1年契約を更新することを望んでいるとも伝えられていた。
そして今回、ラツィオの会長を務めているクラウディオ・ロティート氏が『tag24.it』に対して以下のように答えていたそうだ。

「鎌田が残るかどうか、私は彼とまだ話をしていないからわからないよ。これらのことについて話す時間はなかった。
まずはこのセリエAのチャンピオンシップを終えることを考えて、それから契約更新や補強について取り組んでいくよ。残りは2試合だ。それに集中していきたい。
評価について?いや、私は成績をつけるわけでもないし、教師や教授でもない。それは学校で与えられるものだ。私が会長であるという事実にはなんの意味もないのだ」

なお、このインタビューでクラウディオ・ロティート会長はまず新しいスタジアムのプロジェクトについて集中していると話していたとのこと。
ラツィオは現在ローマにあるスタディオ・フラミニオという競技場の買収を検討していると伝えられている。
スタディオ・フラミニオはローマ五輪に向けて1959年にオープンされたもので、3万人を収容できる規模がある。2000年から2011年まではラグビー代表チームのホームスタジアムだった。
ただその後は閉鎖されているため老朽化が進んでおり、ラツィオはそれを買い取って3万5000〜4万人収容の会場に改修する計画を検討していると言われる。