日本製鉄呉地区の跡地を複合防衛拠点にする構想に対し、市民団体が広島県呉市で反対集会を開きました。

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反対集会を開いたのは、市民らでつくる「日鉄呉跡地問題を考える会」で、約400人が参加しました。

団体は、防衛省が先月、日鉄呉跡地を一括購入し、「複合防衛拠点」を新たに整備したいと表明したことについて、関心をもってもらおうと発足しました。

集会では、跡地が戦争につながる防衛拠点にならないよう、子どもたちに平和な呉を残すというアピールを採択しました。

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このあと、参加者たちはシュプレヒコールをしながら呉駅までデモ行進しました。

日鉄呉跡地問題を考える会 森芳郎 共同代表
「軍港・軍都に再びしてはならないことを強く感じました。そのために行動を起こす必要がある」

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団体は、今後も反対を求める署名活動や集会などをすることにしています。