中国南西部の重慶市で24日に開催された「2024重慶マラソン」の給水所で、水やスポーツドリンクが深刻に不足する事態が発生したと報じられた。

中国ポータルサイトの網易に掲載されたセルフメディア(個人やグループが文章や動画を発信するアカウント)の記事によると、大会後に参加者から「今日のドリンクと水の供給はとても不足していた。最後の10キロはほとんど水がなかった」などと不満を漏らす声がSNS上に複数書き込まれた。

重慶マラソン

大会運営ボランティアを務めたという人からも「私たちも水の供給が少なすぎると思ってずっと催促していた。自分の水を(参加者に)渡したりもした。その後、ようやく水が届いた」などの声が寄せられた。

重慶マラソン

SNS上には、ペットボトルの水などが入っているとみられるケースを抱えて現場を離れる人を撮影したものとする写真も投稿され、これらは給水所で使用されるはずのものだったのではないかとの声も寄せられた。記事は「これらの写真はネット民によって共有されたものにすぎないので、真相を確かめることはできない」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)