中国の人気俳優・歌手シャオ・ジャン(肖戦)主演の連続ドラマ「春を待ちわびて〜The sea in the dream〜(原題:夢中的那片海)」の日本初放送を記念して特別上映会が開催されることが中国でも伝えられ、中国のファンからうらやむ声が上がっている。

「春を待ちわびて〜The sea in the dream〜」の舞台は1970年代の北京。価値観の変化と激動の時代に「何のために、どう生きるのか」、理想を求めて歩み続けた若者たちの人生ドラマだ。

中国では2023年6月1日に放送・配信が開始され、SNS微博(ウェイボー)では4話放送時点で同作を扱ったスーパートピック(超話)の閲覧量が異例の13億回を突破したほか、「猫眼」「灯塔」などのエンタメデータでは再生回数や配信サイトでの反響をポイントデータ化した「熱度」ランキングで連日トップを記録するなど、反響の大きさと人気の高さを示した。

主演を務めるのはブロマンスドラマ「陳情令」での大ブレークをきっかけに中国ナンバーワンの人気を誇るシャオ・ジャン。ヒロインは「慶余年〜麒麟児、現る〜」などシャオ・ジャンとの共演も多い人気女優リー・チン(李沁)。さらに、リウ・ルイリン(劉芮麟)やツァオ・フェイラン(曹斐然)、ジャオ・シン(趙[日斤])、ツイ・ハン(崔航)と中国で人気上昇中の若手俳優が一同に集結した。

日本ではCSチャンネル「衛星劇場」で5月18日に第1話が先行放送され、6月11日に本放送がスタートする。それを記念して、6月3日に新宿ピカデリーで開催される特別上映会では、第1・2話の上映に加えて、シャオ・ジャンが劇中で着用した衣装の展示も行われるという。

ウェイボー上では、日本で特別上映会が開催されることについて、中国のファンから「日本のファンがうらやましすぎる」「(シャオ・ジャン演じる)肖春生を劇場のスクリーンで見られるなんて日本のファンは幸せだね」「劇中の衣装も展示されるなんてすごい」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)