Shinichi Uchida

[東京 5日 ロイター] - トヨタ自動車は5日、車載用電池の量産体制強化のため、パナソニック ホールディングスとの共同出資会社、プライムアースEVエナジー(静岡県湖西市)を完全子会社化すると発表した。3月下旬の完全子会社化を予定しており、社名変更を検討中としている。

プライムアースEVエナジーは今後、ハイブリッド車用に加えて、電気自動車・プラグインハイブリッド車用電池も生産する予定という。

プライム社は1996年、パナソニックEVエナジーとして設立。当初の出資比率はトヨタ40%、現パナソニックHD60%だった。その後の増資を通じて、現在の資本金は200億円。出資比率はトヨタ80.5%、パナソニックHD19.5%。