[北京 20日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は19日、金融政策委員に証券監督管理委員会(証監会)の呉清主席や人民銀の宣昌能副総裁ら4人を起用すると発表した。

呉氏は易会満委員の後任となる。易氏は証監会の前主席。

このほか劉世錦委員と蔡昉委員に代わって学者2人を起用する。

金融政策委員会は四半期に1回開催され、経済・政策課題について議論する。必要に応じて変更を勧告するが、影響力は限られている。

国務院(内閣)は1月、「中国人民銀行金融政策委員会条例」を改正し、主要政策に関する共産党の指導力を強化した。