Jody Godoy

[25日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は、リップル・ラボ社に対して暗号資産(仮想通貨)XRPの販売を巡って制裁金など20億ドルの支払いを要求している。同社のスチュアート・アルデロティ最高法務責任者が25日、X(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。

アルデロティ氏によると、SECはニューヨークの連邦地裁のアナリサ・トレス判事に、リップルへの支払い命令を出してほしいと申し出た。

こうしたSECの姿勢についてアルデロティ氏は「誠実に法を適用するのではなく、依然としてリップルや業界全体を処罰し、脅すことしか念頭にない」と批判した。

トレス判事は昨年7月、リップルがXRPを公的な取引所で販売することは連邦証券法に違反しないが、ヘッジファンドなど特定の投資家に販売した件では、未登録の証券を違法販売したという要件に該当するとの見解を示している。