[ドバイ 2日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)は、イスラエルの攻撃によりパレスチナ自治区ガザで支援団体職員が死亡したことを受け、イスラエルがさらに安全を保証し、全面的な捜査が行われるまで、キプロス経由で海上から支援物資をガザに搬入する取り組みを一時停止すると明らかにした。

UAE当局者が匿名でロイターに述べたが、イスラエルに求めている安全の保証内容に関する詳細には触れなかった。

イスラエルの空爆で死亡したのは、米ワシントンに拠点を置く食糧支援の国際NGO「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」職員7人。UAEの資金援助で海路搬入された食料をWCKが分配していた。UAEは職員死亡はイスラエルの責任だとしている。