[14日 ロイター] - 米報道機関12社は14日に共同声明を出し、バイデン大統領とトランプ元大統領に対し、11月の大統領選に向けて討論会を開くと約束するよう求めた。

1988年以来、毎回の大統領選前に行われてきた討論会と同じく、超党派の「大統領討論委員会(CPD)」が主催すべきだと提言。秋の討論会に向け、両氏が支持もしくは参加の意向を示すのに時期尚早ではないと訴えた。

声明に署名したのはABC、CBS、CNN、フォックスなど放送局9社のほか、AP通信、公共ラジオ放送NPR、USAトゥデー紙など。

トランプ氏陣営は11日、CPDに書簡を送り、バイデン氏との討論会を従来よりも早い時期に開き、討論会の回数も通常の3回より増やすよう要請した。

バイデン氏はトランプ氏との討論について、約束も排除もしていない。