Nobuhiro Kubo Hyunsu Yim

[東京/ソウル 22日 ロイター] - 韓国軍は22日、北朝鮮が複数の弾道ミサイルを東方向へ発射したと発表した。北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは4月2日以来、今年4回目。

この日は韓国軍の金明秀合同参謀本部議長と米宇宙軍のスティーブン・ホワイティング司令官がソウルで会談し、北朝鮮による偵察衛星の開発、軍事協力が進む北朝鮮とロシアの関係について協議した。

韓国軍合同参謀本部によると、ミサイルは短距離弾とみられ、平壌付近から発射した。約300キロ飛行したと分析している。

一方、日本政府は少なくとも1発とし、飛行距離約250キロ、最高高度約50キロ、同国の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみている。

会見した林芳正官房長官は、北朝鮮に厳重に抗議したことを明らかにした。