[ワシントン 24日 ロイター] - 11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領は24日、北米建設労働組合(NABTU)からの支持を獲得した。今年1月には全米自動車労働組合(UAW)からの支持も取り付けており、労働者層の支持を選挙戦への追い風にしたい考え。

NABTUのショーン・マクガービー会長は、バイデン大統領を招いたイベントで、大統領選で返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領について「トランプ氏の邪悪な側面は米国にとり非常に危険」とし、「間違った指導者が間違った時期に、われわれが努力して築き上げてきた民主主義を崩壊することは容認できない」と述べた。

MSNBCとのインタビューでは、バイデン氏が「米国でこれまでで最大のインフラブーム」をもたらしたとし、「最も労組寄りの大統領」と称賛した。

バイデン大統領は、NABTUの支持が11月の選挙戦での勝利に寄与するとし、歓迎した。

先週には、政界の名門ケネディ家の15人もバイデン氏に支持を表明した。