岡山・香川の多くの公立高校で入学式が行われました。120年以上の伝統をもつ岡山南高校では男女共通で着用できる新たな制服が初めて導入されました。

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320人の新入生を迎えた県立岡山南高校です。

今年から120年以上続いた詰襟の学生服いわゆる「学ラン」を廃止し、男子・女子ともに新しく導入されたスーツスタイルと従来のセーラー服を自由に選択することができます。多様性を尊重したいと学生と教員たちが2年前からプロジェクトチームをつくり、導入に向けて検討を重ねてきたもので、この春、新たな歴史がはじまります。

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(新入生・竹内暖陽さん)「(制服が新しくなって)初めての入学生ということなので、とても嬉しく感じました。学生服を選べるという制度はとても思います」

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(新入生・富倉唯葉さん)「動きやすさもあって、ズボン好きなので嬉しいです。スカートはやっぱり高校らしくて可愛いというのはあるんですけど、好みと個性を尊重して着たいなと思って選びました」

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(岡山南高校・中村佳子指導教諭)「それぞれの個性を大事にしつつ、それをお互いに認め合える人間づくりを、制服を通して生徒に考えていってもらえたら」

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岡山・香川ではきょう(9日)60の県立高校で新入生が新たな一歩を踏み出しました。