瀬戸内エリアの環境への取り組みが首都圏で注目されています。藻場を再生し二酸化炭素の吸収につなげる「ブルーカーボン事業」に取り組もうと、香川大学と日本政策投資銀行が連携協定を結びました。

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香川大学では、瀬戸内海で減少する藻場の再生について14年間、調査研究しています。今回の協定では、香川大学と日本政策投資銀行が連携して「ブルーカーボン事業」に取り組み、研究の社会的価値を高めていくほか、カーボンニュートラルをテーマに人材育成の講座を設けることなどが確認されました。

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(香川大学 上田夏生学長)
「社会的なインパクトを広げるという点では、金融機関の方とタッグを組むということは非常に有望なことだと思っております。総合的に瀬戸内海エリアが活性化されたらいいかなと思っております」

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両者は今年夏ごろ、瀬戸内海に新たに人工漁礁を設置して藻場の増殖能力をゼロから検証したいとしています。

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