最近、FacebookやInstagramなどのSNSに、有名人を装った投資詐欺の広告が頻繁に出現しています。テレビでもおなじみの経済アナリストや経済評論家をかたる広告では、病気療養中という事実をうまく織り込んだり、最近の本人画像や運転免許証(偽造)などを掲載したり、巧妙な紹介文で本物かと錯覚させる手法が用いられています。

 まず登録を促し、その後、必ず金銭の要求がきます。高額な利益が得られる話が続き、ついつい自分も参加したくなってしまうのが詐欺の手口です。

 今年に入って、佐賀県でも3月に5400万円の詐欺被害が報告され、その他にも500万円、270万円、200万円といった高額の被害が発生しています。

 昔から「うまい話には裏がある」ということわざがあるように、簡単に稼げるといった広告には疑いを持つことが重要です。ネット上には同様の詐欺情報が多く掲載されているため、ぜひチェックして注意してください。