南谷新署長(左)から指定書を受け取る西有田土木の松尾俊典社長=伊万里市の伊万里署

 伊万里署は10日、地域の交通安全活動の推進役を担う本年度の「安全運転管理モデル事業所」に、玄海テック(伊万里市黒川町)、扶桑エンジニアリング(同市大坪町)、西有田土木(有田町上内野)を指定した。

 同署での指定書交付式で、各事業所の代表が「歩行者への思いやりとゆとり運転を心がけ、模範運転することを宣言します」などと決意を述べた。南谷新署長は「それぞれの職場で交通ルールやマナーの意識向上に努め、地域をけん引してほしい」と呼びかけた。

 モデル事業所は安全運転に関する従業員への指導、地域での啓発活動に取り組み、伊万里・有田地区で毎年3事業所が指定を受けている。(青木宏文)